私たちは、ガールスカウト神奈川県第３団の小学生のチームです。以下の目的でこのプロジェクトに取り組んできました。活動は継続しますが、一旦、取り組みを終了したので報告します。
▶︎チーム名：テラネコちゃん
▶︎プロジェクト名；ゴミを宝にして地球を救おう！！
▶︎取り組み期間；2018年6月24日〜2019年3月23日
▶︎SDGs4,5,6,12,13,14,17
▶︎取り組もうと思ったきっかけ
団で取り組んでいるリサイクル活動の中で、再生ブロックで遊んだ経験を通して身近に感じた。もっとたくさんの人に知ってもらい、限りある資源を大切にするこの活動を活発にしたいと思った。
▶︎少女と女性の立場で考えたこと
ゴミ問題、環境問題に対する女性の意識を変えれば、各家庭での処理方法が変化する。
家庭で適切な環境教育が行われれば次の世代へ受け継がれるので、
世界が変わると考えています。
▶︎少女と女性にとってより良い社会になったか
神奈川県全ての団のガールスカウトと教会のコミュニティが「ゴミが宝になる」ことに
気付き関心を持つようになった。
神奈川県全ての団が集まる県連主催事業の発表で更に波及し、複数の幼稚園でも
実施を検討中。
▶︎ビジョン「「ゴミを捨てるという」概念をなくし、ゴミを大切にする世界‼ 」をつくることです。
▶︎ゴール：理解者を増やし、ゴミのリサイクルを活発にさせる
▶︎目標；
・回収プログラムのPRをして2000人にリサイクルの重要性を伝える。 達成しました！
・歯ブラシ2万本、詰め替えパウチ2万本を3月末までに集める。 未達成です。
・テラサイクルポイントを2万円分集める。未達成です。
・リサイクルして再生したブロックを使い40人のジュニアスカウトにこの活動を伝える。 達成しました！
▶︎活動
環境循環コンサルティング会社テラサイクルがライオン(株)や花王(株)と共同実施している歯ブラシ回収プログラム(一部地域限定で詰め替えパウチ回収プログラムを含む)を使い、ガールスカウト神奈川県全ての団や3団活動拠点の鎌倉カトリック雪の下教会のコミュニティに働き掛け、使用済みの歯ブラシや詰め替えパウチを回収してプラスチック資源のリサイクルを活性化させる。
回収量に応じて付与されるテラサイクルポイントをガールスカウト神奈川県連盟に寄付をして6年生宿泊事業に使ってもらい、ガールスカウト活動を通して女性の社会教育に役立てる。
活動①回収プログラムのPR活動
a) 団40周年記念式典で「ゴミを宝にして地球を救おう‼」プロジェクトの発表
b )ガールスカウト神奈川県連盟長にスカウトから手紙を書き、神奈川県連盟に協力を依頼
快諾頂き、神奈川県連盟配信メールを使って全ての団へ広告を送信
c) 神奈川県連盟代表者会で活動発表をし、全ての団へスカウトから協力依頼(テラサイクルと共同)
d) 神奈川県連盟スカウト会館と教会に回収ボックス常設
e) 教会で回収協力をお願いするアナウンス
f) 教会バザーの広告ブースにて活動の内容説明と花王（株）の協力によるガールスカウトオリジナルスマートホルダーとメリットシャンプーの配布
g) 神奈川県全ての団が集まる県連主催事業での回収を,神奈川県連盟配信メールを使いアナウンス
h) 神奈川県全ての団が集まる県連主催事業の活動報告会で発表(テラサイクル、花王（株）と共同発表)
i) イメージキャラクター「テラネコちゃん」を使ってPR
活動②ジュニアスカウト(小4～6年生)向けの活動を行う
a)ジュニアスカウトにこの活動を広めたく、6年生宿泊事業で発表
b) 発表を聞いてくれたスカウト達が、この活動を思い出して資源を大切にしてくれるように、下記のクラフトを作製しプレゼント
☆詰め替えパウチを細断した物
☆詰め替えパウチを溶かしてプラスチックの原料に戻したペレット
☆詰め替えパウチを再生させて作ったブロック
リサイクル工程をイメージして作製
活動③テラサイクルポイントを３月までに2万円分集める
a)プロジェクト開始以前→2016年6月～27か月 5,154ポイント
b)プロジェクト開始後→2018年10月～5か月 7,602ポイント
a+b=現在12,756ポイント(円)
画像の中に、回収推移のグラフがあります！
活動④神奈川県連主催6年生宿泊事業で③のポイントを使ってもらう
2019年度神奈川県連盟主催6年生宿泊事業に12,000円以上の寄付が決定
▶︎チームが学んだこと
本当にゴミを宝に出来ている事がすごいと思う。
今まで捨てていたのがもったいなく思う。
大きな会社が一緒に活動してくれてビジョンに近づけた。
▶︎今後の活動について
広告活動を開始後からの回収量が大幅に上がっています。
①PR活動と回収を続け、ガールスカウト神奈川県の全ての団と教会にこの活動を定着させる。
②更に各団のスカウトから発信してコミュニティに広げていく。
③リサイクルして再生したブロックを子供の施設に贈呈。
